キムラボ〜税理士 きむらあきらこ(木村聡子)のセルフコントロール研究所

「あなたの1日は27時間になる。――「自分だけの3時間」を作る人生・仕事の超整理法」(ダイヤモンド社)著者で税理士の木村聡子(きむら・あきらこ)がお送りする、バーチャルな研究所。時間・行動・お金のセルフコントロールに関する情報を中心にお届けしています!おそらく、日本で一番年間移動距離の長い、旅する税理士でもあります。

このたび、新しいブログを立ち上げました。今後はこちらで更新をしてまいります。
 https://akirako.jp/
引き続きお読みくださるという方は、お手数おかけいたしますが、新ブログをブックマーク、もしくは、リーダーに登録して頂けましたら嬉しいです。こちらのブログ(ライブドアブログ)は更新はしませんが、残しておきます。
ご訪問、ありがとうございました。


kimutax通信 > 読書感想文

一年以上前に読んだ本です。改めて今の自分に必要な本と感じ再読しました。

本のタイトルが刺激的ですよね。「好きなことだけして食っていくための方法」は「サラリーマンだけ」ではなく、私たちフリーランサーや経営者も「知らない」人が多いのではないでしょうか。

1896756_658169117582685_2096400826_n


「好きなことだけして食っていく」と聞くと、多くの人が
「そんなことは無理」とか
「好きなことをメシの食いだねにすると、苦痛になってしまう。だから好きなことは、プライベートの範囲にとどめておくのがいい」
などと、否定的な反応をとります。

そう「好きなことで食う」にはどこか、罪悪感だったり不安感だったりがつきまとうもの。

でも考えるにそれは単なる「言い訳」なのだ。「自分の好きなこと」を突き詰め足りなかったり、それを徹底して行う「覚悟」が足りない人間の「言い訳」。そしてそれは、私にも当てはまる。

まず、そのことを本書は、改めて気づかせてくれます。

1)好きなこと(夢)をつきつめ
2)そのためにどんな小さな行動でも良いから実践し
3)「昨日の自分を乗り越える」ことを、日々、積み重ねていく

1)〜3)の繰り返しで「好きなことだけして食っていく」ことは実現されるのですが、そのための心のありようや具体的方策を、本書はきめ細かに、わかりやすく教えてくれます。というか、著者である立花さん自身が通ってきた過程について、優しく、説き聞かせてくれている。そんな本です。

私も、2013年終盤より、好きなことだけして食っていく「覚悟」を決めていたつもりだったのですが、まだまだ行動がともなって無いなあと感じた次第です。これからも自己肯定をしつつ、具体的アクションを、少しづつでも積上げていきたいと思います。で、(^_^; その具体的アクションのひとつが、このブログ更新なのです。情報発信と表現。それこそが自分の「好きなこと」なので!


ちなみに本書は、サラリーマンを否定しフリーランスを推奨しているわけではありません。サラリーマンでも「好きなことだけして食っていく」ことは可能ですし、逆にフリーランスでも流されてしまっては、自分が考えたとおりに生きていくことができなくなります。

なので、形式だけは組織に属さずフリーなんだけど、「何かが違う」と閉塞感を感じている。そんな自営業の方やフリーランサーほど、「真に、好きなことだけして食うとは、何か?」と考えながら読んでいってほしい本です。


■ 第1章 ワークスタイルに自由を与える(現実や常識よりも価値のあることを考えよう。
サラリーマンだから不自由というのは時代遅れ。 ほか)

→この役割というのは、嫌々やっていても果たすことができますし、精一杯努力しても果たすこともできます。でも、嫌々働いた一日と、前向きに精一杯働いた一日では、自分の中の充足感、達成感がまったく違うのではないでしょうか。(P.55)

■ 第2章 他人に人生を支配されない(自分を縛りつけるグループから離れる。
自分から変わる人は、誰もが「職場一の変人」。 ほか)

→「お金から自由になる」ろいうのは、お金のことを考えずに適当に浪費するという意味ではありません。お金に責任を持ち、自分の意思でお金を稼ぎ、自分の選択でお金を使う。その習性を会社に勤めているうちからトレーニングするようにして下さい。
「みんなが買っているから僕も」ではなく、「僕は本当に今これを買う必要があるだろうか」と自問するクセをつけてください。(P.137)

■ 第3章 好きなことを思いっ切りやる(好き勝手なことをしていると、自然と恵まれる。
あれもこれも求める人は結局、何者にもなれない。 ほか) 

→書き出した「夢」を音読する(P.215)

 



※ブログランキングに参加しています!(今日から日本ブログ村に変更しました!)
にほんブログ村 士業ブログ 税理士へ
にほんブログ村 

きむカフェとは?
 

この記事を書いた人:木村聡子(きむら・あきらこ)

木村聡子
年間移動距離日本一(推定)の旅する税理士。ビジネス書作家。バブル崩壊をきっかけに、1993年(27歳)資格取得を決意。フルタイムで働きながら、実務経験ゼロ簿記知識ゼロからスタートし短期間で税理士試験合格。1998年(31歳)税理士登録。2000年(34歳)木村税務会計事務所創設。ブロガー税理士の草分け的存在。資格取得時に身につけた仕事術・時間術を駆使し、セミナー講師や広島カープの応援で日本全国を駆け回る。実務誌ほか執筆実績多数。著書に「注文の多い料理店の消費税対応」(中央経済社)、「あなたの1日は27時間になる。」(ダイヤモンド社)。


コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット